【ROS 2】Raspberry Pi Imagerを使ってmicroSDカードにOSを書き込む［Ubuntu Server 24.04.3 LTS（64-bit）］

Raspberry Pi Imagerを使って、Raspberry Pi 5のブートストレージであるmicroSDカードにOSを書き込む手順を解説します。microSDカードに書き込むOSは［Ubuntu Server 24.04.3 LTS（64-bit）］です。本記事では、A2クラスのmicroSDカード（64GB/Raspberry Pi純正）を使用します。

カードリーダーを搭載したパソコンからRaspberry Pi softwareへアクセスします。パソコンのOS（Windows/macOS/Linux）に合わせて、Raspberry Pi Imagerのダウンロードリンク（本記事では［Download for Windows］）をクリックします。

ダウンロードされたインストール用ファイル（本記事では［imager-1.9.6.exe］）を実行します。

使用する言語を選択して［OK］をクリックします。

［Next］をクリックします。

［License Agreement］を読んで、同意できる場合は［I accept the agreement］にチェックをつけて［Next］をクリックします。

デスクトップにショートカットアイコンを作成する場合は［Create a desktop shortcut］のチェックをつけたまま［Next］をクリックします。

インストールが完了するまでしばらく待ちます。

Raspberry Pi Imagerをすぐに起動する場合は［Launch Raspberry Pi Imager］のチェックをつけたまま［Finish］をクリックします。

Raspberry Pi Imagerを起動します。インストールの最後で［Launch Raspberry Pi Imager］にチェックをつけたまま［Finish］をクリックした場合は、すでに起動しています。

［デバイスを選択］をクリックします。

［Raspberry Pi 5］をクリックします。

Raspberry Piデバイス欄に［RASPBERRY PI 5］と表示されていることを確認します。次に［OSを選択］をクリックします。

［Other general-purpose OS］をクリックします。

［Ubuntu］をクリックします。

［Ubuntu Server 24.04.3 LTS（64-bit）］をクリックします。

OS欄に［UBUNTU SERVER 24.04.3 LTS（64-...］と表示されていることを確認して［ストレージを選択］をクリックします。

パソコンのカードリーダーに挿入しているmicroSDカードをクリックします。間違えないように、容量やマウントされているドライブ名をしっかり確認します。

ストレージ欄に選択したmicroSDカードが表示されていることを確認して［次へ］をクリックします。

あらかじめ、ホスト名やユーザー名などを設定することができます。本記事では、設定するので［設定を編集する］をクリックします。

［一般］タブで設定できる項目です。ホスト名（本記事では［pi5-01］）・ユーザー名（同［admin］）は一例です。お好みで入力しましょう。Wi-Fiを設定しておくと、起動時にDHCPで接続します。ロケール設定では、環境に合わせて、タイムゾーン（本記事では［Asia/Tokyo］）・キーボードレイアウト（同［jp］）を選択します。

［サービス］タブで設定できる項目です。外部からSSHで接続する場合は［SSHを有効化する］にチェックを付けて、適切な認証方式を選択します。本記事では［パスワード認証を使う］を選択します。

［オプション］タブで設定できる項目です。この項目は、Raspberry Pi Imagerの動作に関するものです。［テレメトリーを有効化］は、Raspberry Pi ImagerやホストOSのバージョン、選択したOS名などの情報を匿名で収集する機能です。収集を希望しない場合は、チェックを外します。※参考URL：https://github.com/raspberrypi/rpi-imager/

設定が完了したら［保存］をクリックします。

［Would you like to apply OS Customization settings？］のメッセージに対して［はい］をクリックします。

選択したストレージのすべてのデータが削除される旨のメッセージが表示されます。続ける場合は［はい］をクリックします。

書き込み準備中のメッセージが表示されます。しばらく待ちます。

続けて、書き込み中のメッセージが表示されます。しばらく待ちます。

書き込み完了後、確認中のメッセージが表示されます。しばらく待ちます。

書き込みが正常に終了した旨のメッセージを確認して［続ける］をクリックします。

右上の×をクリックして、Raspberry Pi Imagerを終了します。

カードリーダーからmicroSDカードを取り出します。以上で、microSDカードに［Ubuntu Server 24.04.3 LTS（64-bit）］が書き込まれました。

次の記事：【ROS 2】microSDカード上の設定ファイルを変更する（固定IPアドレスの設定）