Bluefruit LE SnifferでキャプチャーしたBLEパケットを、Wiresharkで解析するための動作環境を構築する手順です。
Bluefruit LE Snifferをパソコンに接続する
シリアルドライバー(VCP Driver)のインストール
Python 3のインストール
pyserialモジュールのインストール
Wiresharkのインストール
BLE Sniffer Pluginのダウンロード
動作の確認
Bluefruit LE Snifferをパソコンに接続する
Bluefruit LE Snifferをパソコンに接続します。パソコンのUSBコネクター(Type-A)に直接接続してもいいですが、本体の長さが40mm程度あるので引っかけると破損する恐れがあります。延長ケーブルなどを使って接続すると安心です。なお、この時点でボード上のLEDの点灯・点滅などはありません。
図2-1.Bluefruit LE Snifferをパソコンに接続する
シリアルドライバー(VCP Driver)のインストール
スタートメニューを右クリックしてデバイスマネージャーを起動します。Bluefruit LE Snifferが正しく認識されていると「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COMxx)」と表示されます。
Wiresharkを起動します。BLE Sniffer Pluginを外部のキャプチャープラグインとして正しく認識すると「nRF Sniffer for Bluetooth LE COMxx」と表示されます。Wireshaerkの起動時に、Bluefruit LE Snifferとシリアル通信を行い、正しく通信できないと失敗します。もう一度、構築手順を見直してください。