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NASのバックアップ環境構築(オンプレミス)

データーを別のNASへ定期的にバックアップする

2023-01-172023-01-17

NASのファイル共有によるデーター消失の危険性を低減する方法のひとつとして、データーを別のNASへ定期的にバックアップする手順を紹介します。

データーを別のNASへ定期的にバックアップする

前回の記事「NASのバックアップ環境構築(オンプレミス)」で解説したNASのファイル共有によるデーター消失の危険性を低減する方法のひとつとして、データーを別のNASへ定期的にバックアップする手順を紹介します。本記事で紹介する構成は次の通りです。常時アクセス環境・バックアップ環境ともに同構成となります。

図1-1.NASのバックアップ環境構築(オンプレミス)
図1-1.NASのバックアップ環境構築(オンプレミス)

常時アクセス環境のNASを「LS220D-01」、バックアップ環境のNASを「LS220D-02」とします。いずれにも共有フォルダーとして「share(公開フォルダー)」を登録済みです。この共有フォルダー「share」を定期的にバックアップします。

バッファロー LS220DN0802B

大容量HDD搭載で小規模オフィスのファイル共有・バックアップに最適。長時間稼働に適した信頼性ある「WD Red」を採用。HDDを2台搭載で、データを自動で二重化する「RAID1(ミラーリング)」で安心。

APC RS 400VA BR400S-JP

最大出力容量400VA/240W・長寿命バッテリー・雷サージ保護・PFC電源搭載の正弦波機器に対応。

バックアップ先の操作

バックアップ「先」の操作です。本記事では「LS220D-02」です。ログイン後「詳細設定」をクリックします。

図1-2.バックアップ先の詳細設定
図1-2.バックアップ先の詳細設定

「ファイル共有」>「共有フォルダー」の順にクリックします。

図1-3.共有フォルダーの設定
図1-3.共有フォルダーの設定

登録済みの共有フォルダー(本記事では「share」とする)をクリックします。

図1-4.登録済みの共有フォルダーの選択
図1-4.登録済みの共有フォルダーの選択

「編集」をクリックします。

図1-5.共有フォルダーの設定編集
図1-5.共有フォルダーの設定編集

バックアップ先として使用するため「バックアップ」にチェックを付けます。また、バックアップ先として公開するための「バックアップ公開パスワード」を入力します。

図1-6.バックアップとバックアップ公開パスワード
図1-6.バックアップとバックアップ公開パスワード

「OK」をクリックします。

図1-7.共有フォルダーの設定完了
図1-7.共有フォルダーの設定完了

一覧の「バックアップ」欄にチェックが付いていることを確認します。

図1-8.共有フォルダーの設定確認
図1-8.共有フォルダーの設定確認

バックアップ元の操作

バックアップ「元」の操作です。本記事では「LS220D-01」です。ログイン後「詳細設定」をクリックします。

図1-9.バックアップ元の詳細設定
図1-9.バックアップ元の詳細設定

「バックアップ」>「バックアップ」の順にクリックします。

図1-10.バックアップの設定
図1-10.バックアップの設定

検索用パスワードの「設定」をクリックします。

図1-11.検索用パスワードの設定
図1-11.検索用パスワードの設定

バックアップ先の共有フォルダーに設定した「バックアップ公開パスワード」を入力して「OK」をクリックします。

図1-12.バックアップ公開パスワードの入力
図1-12.バックアップ公開パスワードの入力

「バックアップタスクの追加」をクリックします。

図1-13.バックアップタスクの追加
図1-13.バックアップタスクの追加

タスク名・実行スケジュール・実行日時・動作モードなどを指定します。本記事では「夜間バックアップ」という名前で「毎日」「1時0分」に「上書きバックアップ(差分)バックアップ」するように指定しました。

図1-14.バックアップタスクの指定
図1-14.バックアップタスクの指定

各項目の詳しい説明は「?マーク」をクリックして「ヘルプ」にチェックを付けると表示されます。

図1-15.バックアップタスクのヘルプ表示
図1-15.バックアップタスクのヘルプ表示

「追加」をクリックします。バックアップ元フォルダー名の「参照」をクリックします。

図1-16.バックアップ元フォルダー名の参照
図1-16.バックアップ元フォルダー名の参照

バックアップする共有フォルダー(本記事では「share」とする)を選択して「OK」をクリックします。

図1-17.バックアップ元フォルダー名の選択
図1-17.バックアップ元フォルダー名の選択

バックアップ先フォルダー名の「参照」をクリックします。

図1-18.バックアップ先フォルダー名の参照
図1-18.バックアップ先フォルダー名の参照

自動的にバックアップ可能な共有フォルダー(本記事では「LS220D-02」内の「share」)が検索されて一覧表示されます。共有フォルダーを選択して「OK」をクリックします。

図1-19.バックアップ先フォルダー名の選択
図1-19.バックアップ先フォルダー名の選択

バックアップ元フォルダー名・バックアップ先フォルダー名が正しく選択されていることを確認して「OK」をクリックします。

図1-20.フォルダー名の確認
図1-20.フォルダー名の確認

バックアップタスクが登録され一覧に表示されます。スケジュール通りにバックアップが動作することを確認します。

図1-21.バックアップタスクの登録完了
図1-21.バックアップタスクの登録完了

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