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micro:bit Lab.【マイクロビット】

micro:bit Lab.では、micro:bit【マイクロビット】に関する情報を紹介しています。

CardKB Unit V1.1とmicro:bitの組み合わせ
15-10

Bluetoothキーボードを作ってみる

2022-12-032022-12-03

カードサイズのQWERTY配列キーボード「CardKB Mini Keyboard Programmable Unit V1.1(CardKB Unit V1.1)」とmicro:bitを組み合わせて、Bluetoothキーボードを作る方法を紹介します。

1.Bluetoothキーボードを作ってみる

M5StackのCardKB Mini Keyboard Programmable Unit V1.1(以下、CardKB Unit V1.1)とmicro:bitを組み合わせて、Bluetoothキーボードを作ります。目指すのは、CardKB Unit V1.1に刻印されているすべての英数字・記号の入力、および機能(カーソル・ESC・TABなど)キーの実装です。対象とするPCは、Windows(Windows 10/11)、ハードウェアキーボードレイアウトは「英語キーボード(101/102キー)」です。

図1-1.CardKB Unit V1.1とmicro:bitを組み合わせたBluetoothキーボード
図1-1.CardKB Unit V1.1とmicro:bitを組み合わせたBluetoothキーボード

CardKB Unit V1.1とmicro:bitの接続は「15-9.CardKB Unit V1.1」で詳しく解説しています。

図1-2.CardKB Unit V1.1とmicro:bit
図1-2.CardKB Unit V1.1とmicro:bit

Grove Shield for micro:bit v2.0

このmicro:bit Groveシールドがあれば、Groveコネクタを通して、さまざまなにセンサなどを接続することができます。

2.プログラム(ブロック)

拡張機能「microbit-pxt-blehid」の追加

このプログラムでは、拡張機能「microbit-pxt-blehid」を使用します。この拡張機能は、BluetoothのHID(Human Interface Device)プロファイルを有効にするもので、キーボードやマウスなどのデバイスを無線化するためのものです。

図2-1.拡張機能「microbit-pxt-blehid」の追加
図2-1.拡張機能「microbit-pxt-blehid」の追加

Bluetooth関連、およびHIDプロファイル(Keyboard・Mouse・Media・Absolute Mouse・Gamepad)関連のブロックが追加されます。

図2-2.Bluetooth関連、およびHIDプロファイル関連のブロック
図2-2.Bluetooth関連、およびHIDプロファイル関連のブロック

最初だけ実行されるプログラム

Bluetoothキーボードサービスを有効にして、接続するまで待機します。待機中は、LED画面中央のLEDが点滅します。正しく接続されると、LED画面にチェックマークが表示されます。

図2-3.最初だけ実行されるプログラム
図2-3.最初だけ実行されるプログラム

ずっと実行されるプログラム

「i2c read number」ブロックを使って、I2Cアドレス「0x5F(95)」からコードを取得して、変数「InKey」にセットします。変数「InKey」の値に応じて、キー情報を「send keys」ブロックで送信します。

図2-4.ずっと実行されるプログラム
図2-4.ずっと実行されるプログラム

ボタンAが押されたときに実行されるプログラム

micro:bitのボタンAが押されたとき、Windowsキー+Dを送信します。これは、デスクトップを表示するショートカットです。

図2-5.ボタンAが押されたときに実行されるプログラム
図2-5.ボタンAが押されたときに実行されるプログラム

ボタンBが押されたときに実行されるプログラム

ボタンBが押されたとき、Windowsキー+Lを送信します。これは、ロック状態にするショートカットです。

図2-6.ボタンBが押されたときに実行されるプログラム
図2-6.ボタンBが押されたときに実行されるプログラム

3.プログラム(JavaScript)

プログラム(JavaScript)です。

4.使い方

以下は、Windows 11(タブレット)の操作例です。「スタート」>「設定」の順にタップします。設定画面で「Bluetoothとデバイス」>「デバイスの追加」の順にタップします。

図4-1.Bluetoothとデバイス
図4-1.Bluetoothとデバイス

「Bluetooth」をタップします。

図4-2.追加するデバイスの種類を選択
図4-2.追加するデバイスの種類を選択

micro:bitが見つかると「uBit [xxxxx]」と表示されるのでタップします。

図4-3.デバイスの追加
図4-3.デバイスの追加

接続が完了すると「接続済み」と表示されます。「完了」をタップします。

図4-4.接続済み
図4-4.接続済み

デバイスが追加されていることを確認します。

図4-5.追加されたデバイスの確認
図4-5.追加されたデバイスの確認

メモ帳などを起動して、CardKB Unit V1.1から文字などが入力できることを確認します。また、micro:bitのボタンA、ボタンBを押して、ショートカットが動作することを確認します。

図4-6.入力の確認
図4-6.入力の確認

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出版社
カットシステム
発売日
2019/9/1
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