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Arduino IDEを使ったIoTプログラミング

Wio LTE JP Versionの開発環境を整える

2021-08-252021-08-25

Wio LTE JP Versionを使った開発の事前準備として、Arduino IDEにボード「Seeed Wio LTE Cat.1」とライブラリー「Wio LTE for Arduino」を追加します。

Wio LTE JP Versionの開発環境を整える

Wio LTE JP Versionのプログラミング環境は「Arduino IDE」です。Arduino IDEで開発する事前準備として、Arduino IDEにボード「Seeed Wio LTE Cat.1」とライブラリー「Wio LTE for Arduino」を追加します。Arduino IDEのインストールは「Arduino IDEのインストールと起動確認」をご覧ください。

ボード「Seeed Wio LTE Cat.1」の追加

Arduino IDEを起動します。

図1-1.Arduino IDEの起動
図1-1.Arduino IDEの起動

「ファイル」>「環境設定」を選択します。

図1-2.環境設定の選択
図1-2.環境設定の選択

「追加のボードマネージャのURL」欄の右側にあるボタンをクリックします。

図1-3.ボードマネージャのURLの選択
図1-3.ボードマネージャのURLの選択

「http://www.seeed.co.jp/package_SeeedJP_index.json」を追記して「OK」をクリックします。

図1-4.ボードマネージャのURLの追記
図1-4.ボードマネージャのURLの追記

「OK」をクリックします。

図1-5.環境設定を閉じる
図1-5.環境設定を閉じる

「ツール」>「ボード:(ボード名)」>「ボードマネージャ」を選択します。

図1-6.ボードマネージャの選択
図1-6.ボードマネージャの選択

検索欄に「SeeedJP STM32 Boards」を入力します。検索結果に表示された「SeeedJP STM32 Boards」欄の「インストール」をクリックします。

図1-7.SeeedJP STM32 Boardsのインストール
図1-7.SeeedJP STM32 Boardsのインストール

ボードの定義がダウンロードされるのでしばらく待ちます。

図1-8.SeeedJP STM32 Boardsのインストール中
図1-8.SeeedJP STM32 Boardsのインストール中

ダウンロードが完了すると、インストールされたバージョンとステータス「INSTALLED」が表示されるので、確認して「閉じる」をクリックします。

図1-9.SeeedJP STM32 Boardsのインストール完了
図1-9.SeeedJP STM32 Boardsのインストール完了

「ツール」>「ボード:(ボード名)」>「SeeedJP STM32 Boards」>「Seeed Wio LTE Cat.1」を選択します。

図1-10.Seeed Wio LTE Cat.1の選択
図1-10.Seeed Wio LTE Cat.1の選択

「ツール」をクリックして、ボード名が「Seeed Wio LTE Cat.1」になっていることを確認します。以上で、ボードの追加が完了しました。

図1-11.Seeed Wio LTE Cat.1の確認
図1-11.Seeed Wio LTE Cat.1の確認

ライブラリー「Wio LTE for Arduino」の追加

「スケッチ」>「ライブラリをインクルード」>「ライブラリを管理」を選択します。

図1-12.ライブラリを管理の選択
図1-12.ライブラリを管理の選択

検索欄に「wio lte」を入力します。検索結果に表示された「Wio LTE for Arduino」欄の「インストール」をクリックします。

図1-13.Wio LTE for Arduinoのインストール
図1-13.Wio LTE for Arduinoのインストール

ライブラリーがダウンロードされるのでしばらく待ちます。

図1-14.Wio LTE for Arduinoのインストール中
図1-14.Wio LTE for Arduinoのインストール中

ダウンロードが完了すると、インストールされたバージョンとステータス「INSTALLED」が表示されるので、確認して「閉じる」をクリックします。

図1-15.Wio LTE for Arduinoのインストール完了
図1-15.Wio LTE for Arduinoのインストール完了

「スケッチ」>「ライブラリーをインクルード」を選択して「Wio LTE for Arduino」が表示されることを確認します。

図1-16.Wio LTE for Arduinoの確認
図1-16.Wio LTE for Arduinoの確認

ライブラリー「Wio LTE for Arduino」をインクルードすると、スケッチ上に「#include <WioLTEforArduino.h>」が追記されます。

図1-17.Wio LTE for Arduinoのインクルード
図1-17.Wio LTE for Arduinoのインクルード

以上で、ライブラリー「Wio LTE for Arduino」の追加が完了しました。これで、Wio LTE JP Versionの開発環境が整いました。

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