Grove Shield for Pi Pico v1.0

Raspberry Pi PicoでGroveデバイスを使うための拡張ボード「Grove Shield for Pi Pico v1.0」を紹介します。

seeedのGrove Shield for Pi Pico v1.0は、Raspberry Pi PicoでGroveデバイスを使うための拡張ボードです。Groveデバイスを接続するためのGroveコネクターとして、アナログ×3・デジタル×3・I2C×2・UART×2を備えています。また、SPIをピンヘッダーで引き出しています。

拡張ボードのサイズは、56mm×56mmです。図1-2は、Raspberry Pi Picoを取り付けたようすです。

Raspberry Pi Picoインタフェース

Raspberry Pi Picoを取り付けるためのピンソケットです。Raspberry Pi PicoのUSBコネクターを、基板に印刷された「USB」に合わせて取り付けます。

アナログポート（A0・A1・A2）

通信規格がアナログのGroveデバイスを接続するアナログポート（A0・A1・A2）です。出力電圧は3.3Vです。

I2Cポート（I2C0・I2C1）

通信規格がI2CのGroveデバイスを接続するI2Cポート（I2C0・I2C1）です。出力電圧（VCC）は、出力電圧切り替えスイッチにより3.3V、または5Vとなります。

デジタルポート（D16・D18・D20）

通信規格がデジタルのGroveデバイスを接続するデジタルポート（D16・D18・D20）です。出力電圧（VCC）は、出力電圧切り替えスイッチにより3.3V、または5Vとなります。

UARTポート（UART0・UART1）

通信規格がUARTのGroveデバイスを接続するUARTポート（UART0・UART1）です。出力電圧（VCC）は、出力電圧切り替えスイッチにより3.3V、または5Vとなります。

出力電圧切り替えスイッチ

I2Cポート・デジタルポート・UARTポートの出力電圧（VCC）を3.3V、または5Vに切り替えます。

SPIポート（SPI0）

ピンヘッダーで引き出されたSPIポート（SPI0）です。出力電圧は3.3Vです。