ムービングヘッドライトを使ってみた
灯体の光の強弱や色、ムービングヘッドライトの向きなど、照明器具を制御する規格であるDMX(DMX512)を試したくて、小型のムービングヘッドライトを入手しました。今回は、ムービングヘッドライトを単体で使ってみたお話です。
ムービングヘッドライトを使ってみた
ムービングヘッドライト
ライブやコンサート、イベントなどの舞台を彩る照明器具のひとつにムービングライトがあります。その名の通り、光の向きをさまざまな方向へ変化させることができる照明器具です。その中でも、灯体の独立したヘッド部分が回転するものをムービングヘッドライトと呼びます。
BETOPPER RGBW ミニムービングヘッドライト 7x8W RGBW 4 in 1 LM70S
クラブ・スタジオ・ホール・式場・舞台などさまざまな場所で色鮮やかな雰囲気を演出するムービングヘッドランプです。オート・サウンド・スレーブ(DMX)に対応。
BETOPPER LM70
今回入手したのは、BETOPPERのLM70という小型のムービングヘッドランプです。灯体の独立したヘッド部分を、水平方向(パン)と垂直方向(チルト)の2軸で回転させることで、光の向きをさまざまな方向へ変えることができます。水平方向(パン)は最大540度、垂直方向(チルト)は最大180度まで回転させることができます。本体の重さは2.7Kgあるので、据え置きでも安定して動作します。また、逆さまにして吊るためのハンドル金具が付属しています。
ヘッド部分には、赤・緑・青・白の4色(RGBW)をワンチップに収めた高輝度LEDを7灯搭載しています。それぞれを256段階の明るさに調整することができるので、さまざまな色を作り出すことができます。
明るさの強さを示す具体的な数値は見つけられなかったのですが、かなり明るいので近距離から光源(LED)を直接見ることは避けてください。特に、点滅によって気分が悪くなることがあるので注意しましょう。
本体部の前面には、コントロールパネルがあり、動作モードやチャネル、各種設定値を変更することができます。
BETOPPER LM70の動作モードには、オート(高速・低速)・サウンドアクティブ・スレーブ(DMX)があります。本体だけで、内蔵プログラムによって自動的に動いたり、周囲の音に反応して動きます。また、DMXケーブルで2台以上を接続することで、同期して動かしたり、DMXコントローラーで制御することができます。
Lixada DMX512コントローラー
192のDMXチャンネル。それぞれ16チャンネルの12台のスキャナー。8つのプログラム可能なシーンの23バンク。184シーンの6つのプログラム可能なチェイス。キャビネット取り付け用の標準長さは 19 インチです。
本体部の背面には、電源コードのコネクターとヒューズボックスへのアクセス、DMXのINPUT(入力)・OUTPUT(出力)のコネクターがあります。なお、電源スイッチはありません。
オートモード(高速)で動作するようすです。回転動作はとても静かです。動画中、ずっと聞こえている音は冷却用ファンの音です。
この動画には、激しく点滅するシーンがあります。十分に注意してください。
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