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YAMAHA RTX830で構築するリモートアクセス環境

5.DHCPによるIPアドレス割り当ての変更

2021-06-082021-08-29

YAMAHA RTX830で構築するリモートアクセス環境(VPN)について、連載でわかりやすく解説します。本記事は「5.DHCPによるIPアドレス割り当ての変更」です。

YAMAHA RTX830で構築するリモートアクセス環境

本連載は、小規模な店舗・オフィスを対象としたもので、すでにホームゲートウェイ(ひかり電話対応・回線終端装置内蔵)によるインターネット接続・ひかり電話接続が行われているものとします。また、リモートアクセス環境を構築する事前作業として、ホームゲートウェイの設定変更が必要となります。詳しくは「YAMAHA RTX830で構築するリモートアクセス環境」をご覧ください。

図1-1.小規模な店舗・オフィスでのインターネット・ひかり電話の接続例
図1-1.小規模な店舗・オフィスでのインターネット・ひかり電話の接続例

YAMAHA RTX830(ギガアクセスVPNルーター)の設定

リモートアクセス(VPN)環境の構築に欠かせないのが、VPN機能を搭載したルーターです。本連載では、VPN機能を搭載したルーターとして高く評価されている「YAMAHA RTX830(ギガアクセスVPNルーター)」を使用します。

YAMAHA RTX830(ギガアクセスVPNルーター)

大幅性能向上と新規ネットワークへの対応。小規模拠点向けギガアクセスVPNルーターです。

図1-2.小規模な店舗・オフィスでのリモートアクセス環境の構築
図1-2.小規模な店舗・オフィスでのリモートアクセス環境の構築

本連載で解説するRTX830の設定項目は次の通りです。本記事は「5.DHCPによるIPアドレス割り当ての変更」です。

DHCPによるIPアドレス割り当ての変更

出荷時に設定されているDHCPによるIPアドレス割り当ては、ホスト部が2~191(例えば、192.168.100.2~192.168.100.191)です。割り当てをそのまま使用する場合、この手順は不要です。

DHCPによるIPアドレス割り当ての変更

RTX830のWeb GUIにログインします。ログインがはじめての人は「1.設置とはじめてのログイン」をご覧ください。ログイン後、ダッシュボードの上に表示されている「詳細設定」をクリックします。

図2-1.RTX830のダッシュボード
図2-1.RTX830のダッシュボード

左側のメニューから「DHCPサーバー」をクリックします。

図2-2.「DHCPサーバー」のメニュー
図2-2.「DHCPサーバー」のメニュー

DHCPによるアドレス割り当ての一覧から変更する割り当て(出荷時は、識別番号1のみ)の「設定」をクリックします。

図2-3.DHCPによるアドレス割り当ての一覧
図2-3.DHCPによるアドレス割り当ての一覧

「IPアドレスの範囲」を変更して「確認」をクリックします。本記事では、192.168.101.201~192.168.101.250へ変更しました。

図2-4.アドレス割り当ての設定
図2-4.アドレス割り当ての設定

入力内容を確認して「設定の確定」をクリックします。

図2-5.入力内容の確認
図2-5.入力内容の確認

割り当てが完了すると「設定を変更しました。」というメッセージが表示されます。以上で、DHCPによるIPアドレス割り当ての変更は完了です。パソコンのIPアドレスが自動取得になっている場合は、再取得して新しいIPアドレスの範囲に含まれることを確認します。

図2-6.DHCPによるIPアドレス割り当ての変更完了
図2-6.DHCPによるIPアドレス割り当ての変更完了

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YAMAHA RTX830(ギガアクセスVPNルーター)

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