MPLAB X IDEの設定【Miscellaneous】
MPLAB X IDEのオプション設定項目(Miscellaneous)を紹介します。ここで紹介するMPLAB X IDEのバージョンは、v4.05(2017/11/01版)です。
3-11-1.オプション設定画面の表示
メニューから、[Tools]>[Options]を選択します。
3-11-2.Miscellaneous(その他)
Miscellaneous(その他)は、CSSプリプロセッサー・差分・ファイル・出力・ターミナルを設定する項目です。Options画面の「Miscellaneous」をクリックします。
さらに、次の5項目に分類され、各々のタブをクリックして設定します。
- CSS Preprocessor - CSSプリプロセッサー
- Diff - 差分
- Files - ファイル
- Output - 出力
- Terminal - ターミナル
3-11-3.CSS Preprocessor(CSSプリプロセッサー)
[CSS Preprocessor]タブをクリックして、CSS Preprocessor(CSSプリプロセッサー)に関する項目を設定します。
3-11-4.Diff(差分)
[Diff]タブをクリックして、Diff(差分)に関する項目を設定します。
- Ignore Leading And Trailing White Space - 先頭と末尾の空白文字を無視する
- Ignore Changes In Inner Whitespace - 内部空白文字の変更を無視する
- Ignore Changes In Case - 大文字・小文字の変更を無視する
Diff(差分)は、二つのファイルの差分を表示する機能で、元になるファイルを開いて、メニューから[Tools]>[Diff]を選択します。図3-11-4-2は、左のファイルに37行目~40行目が追加されたようすです。
3-11-5.Files(ファイル)
[Files]タブをクリックして、Files(ファイル)に関する項目を設定します。ファイルの拡張子とタイプ(MIME)を結びつけたり、無効なファイル名を設定します。
3-11-6.Output(出力)
[Output]タブをクリックして、Output(出力)に関する項目を設定します。出力ウィンドウに表示される文字のフォントサイズや色を、通常メッセージ・警告メッセージ・エラーメッセージなどの種類毎に設定します。出力ウィンドウの表示は、メニューから[Window]>[Output]を選択します。
3-11-7.Terminal(ターミナル)
[Terminal]タブをクリックして、Terminal(ターミナル)に関する項目を設定します。ターミナルウィンドウに表示される文字のフォントサイズや色、履歴サイズ・タブサイズなどのターミナルの挙動を設定します。ターミナルウィンドウの表示は、メニューから[Window]>[IDE Tools]>[Terminal]を選択します。