子どもプログラミングパーク
2021年5月1日(土)・2日(日)の2日間、Maker Faire Kyoto 2021の公式イベントとして「子どもプログラミングパーク」が開催されました。プログラミング喫茶(香川店)では、もくもく会のようすをオンライン会場へライブ配信しました。
子どもプログラミングパーク
2021年5月1日(土)・2日(日)の2日間、Maker Faire Kyoto 2021の公式イベントとして「子どもプログラミングパーク」が開催されました。このイベントは「子どもプログラミング喫茶(京都店)」が中心となって企画を行い、oViceを使ったオンライン会場で、ワークショップ・作品展示・トークセッション&デモ・ライブプログラミング・ライブ中継などが催されました。
当日の詳しい内容は、子どもプログラミング喫茶(京都店)の公式サイト内の記事「Maker Faire Kyoto 2021にてオンラインのイベント「子どもプログラミングパーク」開催!」でご覧頂けます。
オンライン会場には、来場者が自由に感想を書き込むことができるボードが設置されていました。ボードを見ると、その楽しさ、面白さが伝わってきますね。
子どもプログラミング喫茶(香川店)
当初、子どもプログラミング喫茶(香川店)では、5月2日(日)に「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」を開催して、そのようすを「子どもプログラミングパーク」へライブ中継する予定でした。しかしながら、香川県における新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策期の延長に伴い、開催会場の判断にて「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の中止が決定されました。そのため、急きょ「もくもく会」のライブ中継へ変更しました。
サヌキテックネットのもくもく会は、micro:bitを中心としたプログラミングや電子工作などを活用した「ものづくり」を楽しみながら学ぶクラブで、月に2~3回程度、雑談多めでゆるりと開催しています。なお、子どもプログラミング喫茶(香川店)の店員は、このもくもく会のメンバーで構成されています。
もくもく会の会場には、ライブ中継用のカメラやパソコンなどの機材と、子どもプログラミングパークのオンライン会場を映し出す大型ディスプレイを用意しました。
もくもく会のメンバーそれぞれが、自分のお題を持ち込み、もくもく作業しながら、大型ディスプレイに映し出された「子どもプログラミングパーク」のようすを一緒に観覧するという、今までにないスタイルとなりました。
中でも盛り上がったのが「ビストロプログラミング」と名付けられたライブコーディング。直前にテーマが伝えられ、10分間でそのテーマに沿ったプログラムを作り上げる対戦形式のセッションです。対戦するのは名乗りを上げた子どもたち。強者ばかりでした。
この日、用意されたテーマは「母親への感謝を表現」「金魚すくい」「ストップウォッチ」など。子どもたちが使用するツールも、おなじみの「Scratch」から、このイベントではじめて知った人も多い「ハックフォープレイ」まで、自分たちの得意なもので挑戦します。中には「Goolge Teachable Machine」を軽快に操る姿も映し出され、周りの大人を驚かせていました。
そんな子どもたちに刺激を受けたもくもく会のノレハ○ン、いや鈴木さん、早速Teachable Machineを使ったプログラミング(Teachable Machine+Scratch+micro:bit)に挑戦していました。詳しくは鈴木さんのブログで紹介されています。
また、ビストロプログラミング中、もくもく会のメンバーもテーマに沿ったプログラミングにチャレンジ。しかも、全員micro:bit縛り!テーマが「ストップウォッチ」なのに、完成したのがラーメンタイマーと言うお約束のような勘違いも飛び出して、大いに盛り上がりました。
そして、もう一つのテーマ「雪合戦」。micro:bitの加速度センサーと無線機能を使って、見えない雪玉を投げ合います。ボタンAを押していると防御できますが、防御中は雪玉を投げられません。雪玉が当たるとLED画面に×が表示されるシンプルな動作ですが、やってみると楽しい!雪玉を全力投球しています。
「当たったやろ?」「いや当たってない!」
シンプルなプログラムです。マルチキャストな無線通信なので、一対一でなく、大人数でも対戦できます。プログラミングは、大人も子どもも、みんな楽しい!
ちょっとだけふり返り
もくもく会として、楽しく盛り上がり、刺激のある一日となりました。反面、ライブ配信していたにも関わらず、子どもプログラミングパークのスタッフや来場者とコミュニケーションできる仕掛けをあまり用意できなかったことが、私自身の反省点です。乞うご期待。