子どもプログラミング喫茶 in かがわ
子ども達へプログラミングの体験を届けるワークショップ「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の紹介です。一つあたり15分から20分程度の課題が複数用意されており、スタッフと一緒に体験するので、プログラミングが初めてでも安心のワークショップです。また、自分のペースでゆっくり自習できるセルフ形式のメニューも用意しています。
次回の開催は、2024年12月1日(日)です。開催場所は「情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(香川県高松市)」です。
子どもプログラミング喫茶とは
はじまりはMaker Faire Tokyo 2016
「Maker Faire(メイカーフェア)」は、東京会場(Maker Faire Tokyo)や京都会場(Maker Faire Kyoto)などで毎年開催される国内最大級のものづくりイベントです。国内外からユニークなものを作るメイカーが集まり、展示・交流を行います。展示には、大人だけでなく小さな子どもでも楽しめるものが多くあり、毎年、多くの来場者で賑わっています。
Maker Faire Kyoto(メイカーフェアキョウト)は、メイカームーブメントのお祭りです。ユニークな発想と誰でも使えるようになった新しいテクノロジーの力で、皆があっと驚くものや、これまでになかった便利なもの、ユニークなものを作り出す「メイカー(Maker)」が集い、展示と交流を行います。
多くの展示は、小さい子どもたちでも楽しめるもので、実際にものを作る体験ができるワークショップと合わせて、新しいツールを使ってものを作ることやプログラミングなどについて、楽しみながら学ぶことが可能です。
Maker Faire Kyoto 2019
「子どもプログラミング喫茶」は、2016年の東京会場(Maker Faire Tokyo)で始まった子ども向けのワークショップで「子ども達が、ものづくりやプログラミングに、自ら関われるという可能性に気づき、体験で終わらすのではなく、続きをやりたいと感じてもらう」ことを目的としています。また、子ども達だけでなく「関わるスタッフが、運営を通じて、新しいつながりを得ると共に、場作りができる人材の育成・経験や知見を共有する」ことを目指しています。
2019年5月には、関西初となるMaker Faireの京都会場(Maker Faire Kyoto)でも「子どもプログラミング喫茶」が開催されました。
子どもプログラミング喫茶とは
「子どもプログラミング喫茶」は、子ども達が手軽にプログラミングを体験できるように、気になる課題をメニューから選んで注文するスタイルのワークショップです。体験時間は、一つの課題あたり15分~20分程度に設定されており、店員に扮したスタッフと一緒に体験するので、プログラミングがはじめてでも安心して参加できます。
課題となるメニューの内容は、店員(スタッフ)による持ち込みで、プログラミング体験を単純なコピペで終わらせるのではなく、子どもたちへ何を伝えたいか、何を感じ取って欲しいかを考えながら作られています。
東京・京都、そして香川へ
サヌキテックネットでは、東京会場(Maker Faire Tokyo)や京都会場(Maker Faire Kyoto)の「子どもプログラミング喫茶」と同じ体験を香川の子ども達にも届けたいという想いから、2019年の夏(7月27日、8月3日~4日の3日間)、夏休み特別企画として初の「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」を開催しました。
課題となるメニューは、教育用小型コンピューターのmicro:bit(マイクロビット)を使い、プログラミングが画面の中だけでは終わらず、ロボットや車が動いたり、豆電球の点灯やメロディが流れるといった物理的な動きにつながるものを多く用意しました。
3日間での体験者数はおよそ100名。子ども達には、プログラミング体験の終了後、感想を紙に書いてホワイトボードに貼ってもらいました。多くの子ども達が、このプログラミング体験を通して「むずかしそう」から「楽しかった」「おもしろかった」「またやりたい」へ気持ちが変化していることがわかりました。子ども達の感想を読みながら胸を熱くし「これは香川でも継続しなければ」と思った瞬間でした。
2020年、定期開催へ
2019年夏の開催から半年間準備を重ね、2020年1月より「情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(香川県高松市)」で定期的に開催することが決定しました。
現在「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」でプログラミング体験できる課題には、スタッフと一緒に体験するスタンダードメニューと、ゆっくり自分のペースで自習するセルフメニューの2種類があります。
開催レポート
これまでに開催した「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」のようすは次のリンクからご覧になれます。