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micro:bit Lab.【マイクロビット】

micro:bit Lab.では、micro:bit【マイクロビット】に関する情報を紹介しています。

hexファイルのドラッグ&ドロップが不要
付録1-5

WebUSBを使ったプログラムの書き込み

2018-09-032018-09-03

ファームウェア(DAPLink)のバージョン247でサポートされたWebUSBを使って、プログラムを書き込む手順を紹介します。この記事は、micro:bit SupportのBeta testing - Web USB を元に作成しています。

付録1-5-1.WebUSBとは

micro:bitに搭載されているインターフェースプロセッサーKL26Zのファームウェア(DAPLink)のバージョン247で、新たにWebUSBがサポートされました。以下は、リリースノートからの引用です。

WebUSB support

This major feature adds a new WebUSB-compliant HID endpoint. Applications running in browsers that support WebUSB (currently only Chrome) can communicate directly with DAPLink.

As part of this change, several CMSIS-DAP vendor-specific commands were added to allow access to the UART (virtual serial), as well as to support flash programming using DAPLink's built-in flash algorithm.

https://github.com/ARMmbed/DAPLink/releases

WebUSBとは、ブラウザー上で実行されるアプリケーションから、パソコンに接続されたUSBデバイスと直接通信できる機能です。現在(2018/09/01)、WebUSBをサポートしているブラウザーはGoogle Chromeのみです。

この機能を使って、ブラウザー上のMakeCode(Javascript Block Editor)から、micro:bitへ直接プログラムを書き込む手順を紹介します。これにより、hexファイルを保存して、micro:bitへドラッグ&ドロップする面倒な手間から解放されます。

ただし、これは、まだベータ版です。将来、変更になったり、なくなる可能性があるので注意してください。

付録1-5-2.前提条件

WebUSBの前提となる条件は次の通りです。

  • ファームウェア(DAPLink)のバージョンが247以上
  • ブラウザーはGoogle Chrome バージョン65以上

ファームウェア(DAPLink)のバージョンを確認する手順、およびバージョンアップについては「付録1-4.ファームウェア(DAPLink)の更新」をお読みください。

Google Chromeについては「Google Chrome」で利用規約をご確認の上、ダウンロードしてください。

付録1-5-3.WebUSBによるプログラムの書き込み

USBケーブルを使って、micro:bitをパソコンと接続します。

次に、ブラウザー(Google Chrome バージョン65以上)で、https://makecode.microbit.org/beta?webusb=1#editorへアクセスします。

図 付録1-5-3-1.MakeCode(Javascript Block Editor)
図 付録1-5-3-1.MakeCode(Javascript Block Editor)

歯車アイコンをクリックして「Pair device」を選択します。

図 付録1-5-3-2.Pair device
図 付録1-5-3-2.Pair device

接続先の一覧が表示されるので「DAPLink CMSIS-DAP」を選択して「接続」をクリックします。

図 付録1-5-3-3.DAPLink CMSIS-DAPの選択
図 付録1-5-3-3.DAPLink CMSIS-DAPの選択
対応デバイスが見つからない場合

接続先が見つからず「対応デバイスが見つかりませんでした。」というメッセージが表示されることがあります。Mbedシリアルドライバーが手動でインストールされている場合に発生するようです。対応方法は、https://support.microbit.org/support/solutions/articles/19000089574-beta-testing-mbed-driver-doesn-t-work-with-windowsで紹介されています。

ペアリングが完了すると「Device Paired! Try downloading now.」というメッセージが表示されるので確認します。これで準備ができました。

図 付録1-5-3-4.メッセージの確認
図 付録1-5-3-4.メッセージの確認

何かプログラムして、ダウンロードボタンをクリックしましょう。そのまま、プログラムがmicro:bitに書き込まれれば成功です。初回だけ少し時間がかかります。

図 付録1-5-3-5.WebUSBによるプログラムの書き込み
図 付録1-5-3-5.WebUSBによるプログラムの書き込み

一度ペアリングが成功すると、ブラウザー(Google Chrome バージョン65以上)が状態を記憶するので、後はmicro:bitを接続するだけで、WebUSBによるプログラムの書き込みが行われます。

図 付録1-5-3-6.ペアリングの状態
図 付録1-5-3-6.ペアリングの状態

ペアリングを解除する場合は、アドレスバーの左側にある「保護された通信」と書かれた部分(サイト情報を表示するボタン)をクリック後、対象のデバイス欄にある×印(アクセス権の取消し)をクリックします。

図 付録1-5-3-7.ペアリングの解除
図 付録1-5-3-7.ペアリングの解除
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