開催レポート(2021年前半)
子ども達へプログラミングの体験を届けるワークショップ「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の開催レポート(2021年前半)です。
「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の詳しい紹介や次回の開催予定は「付録4-3.子どもプログラミング喫茶 in かがわ」をご覧下さい。
開催レポート(2021年前半)
2021年1月17日(日)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)6名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。のべ20名の子どもに体験を届けることができました。
お父さんが見守る中、ぶつからない車のプログラミングを体験中。障害物までの距離を考えて、止まる・右へ(左へ)回転する動作を選んでプログラミングします。
パソコンを使わない体験も用意しています。地図上の黒い線に色シールを貼って、たこやきくん(ozobot)に進行方向を指示します。
micro:bitは音もプログラミングでならすことができます。ブロックをならべて作曲中!
3つのフルカラーLEDを使って、色を作る(混ぜる)プログラミング。お気に入りの色はできたかな?
かわいいピンクができました。
このワークショップを直前に検索サイトで見つけて訪れてくれた家族がいました。お母さんが見守る中、スタッフと一緒になって、一生懸命にプログラミングして、楽しそうにロボットを操縦していました。このワークショップは、子どもたちにプログラミングという体験を届けることが目的ですが、それは会場へ足を運んでくれるからこそできる活動です。子どものやりたいという気持ちに応えて、探してくれたご両親に感謝です。
プログラミングの後は、ますます充実の「なりきりDJブース」で電子ドラムをかっこよく演奏!
この日は、新たにYAMAHAのDJリズムマシンDJX-IIBを投入。700種類のパターン内蔵で、かっこいいDJパフォーマンスが楽しめます。
子どもだけでなく、大人にも人気のコーナーです。
「早く家に帰っていろいろなプログラミングをやりたい」「むずかしいけどたのしかった」などたくさんの感想を頂きました。ありがとうございます!次回は2021年2月21日(日)です。
2021年2月21日(日)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)7名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。のべ39名の子どもに体験を届けることができました。
本日よりメニューが新しくなり「ゲームキャラを動かそう!」が追加になりました。が、いろいろ準備が間に合わず、実際に体験できるのは次回(2021年3月)からとなります。ごめんなさい。
「暗くなったら明かりをつけよう!」では、豆電球・スイッチ・乾電池を使って回路を作った後、スイッチをmicro:bitに置き換えて、プログラムによる制御を体験します。ワニ口クリップを使って、接続します。
「無線でロボットを操縦しよう!」では、micro:bitのボタンA・ボタンB・ボタンA+Bにそれぞれ動作を割り当てます。コースを周回するにはどうすればいいかな?
実際にコースを周回できるかどうか試します。
「たこやきロボを走らせよう!」では、マップ上の黒い線を走るたこやきろぼ(ozobot)の動作(分岐する方向)を、色シールを使って制御します。うどんを食べて家へ帰るにはどうすればいいかな?
「光を混ぜるとどうなる?」では、まず3つのLEDの光をきれいに混ぜるための装置を作ります。切り取った型紙を、折線に沿って折り目をつけて、のり付けすると完成です。
光を混ぜる装置を取り付けると、3つのLEDの光がきれいに混ざります。実験した後は、好きな色をプログラミングで作ります。かわいいピンクができました。ピンクは人気の色ですね。
待ち時間やプログラミング体験の後に遊べる「なりきりDJブース」です。触ったり叩くだけで音が出る電子楽器をたくさん用意しています。ビッグクラッピーナノ?が手をたたいて盛り上げます。この日は、ボイスエフェクターが登場!マイクでしゃべった声が、ロボット声や萌え声に変換されます。
スタッフと一緒に電子ドラムに挑戦中!
大人にも人気のミニ図書館です。
たくさんの体験ありがとうございました。次回の開催は、2021年3月27日(土)・28日(日)の2日間を予定しています。開催場所は、3月27日(土)が「情報通信交流館 e-とぴあ・かがわ(香川県高松市)」、3月28日(日)が「丸亀市市民交流活動センター マルタス(香川県丸亀市)」です。
2021年3月27日(土)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)7名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。のべ41名の子どもに体験を届けることができました。
本日より新メニュー「ゲームキャラを動かそう!」が体験できるようになりました。このメニューは、任天堂のゲーム機上で動作する「プチコン」というBASIC言語を使ったものです。好きなゲームキャラや背景、BGMなどを選んで、十字キーで画面上を移動するプログラムを作ります。
新しいメニューということもあって、多くの子どもたちが体験してくれました。ゲーム機の画面を覗き込みながら、一生懸命キーボードを打ち込みます。
仲良く兄弟そろって体験中!それぞれが好きなキャラクターやBGMを探しながらプログラムしています。
ゲーム機を並べて一緒に確認中。ほんとに仲のいい兄弟でした!
こちらは「Pepperプログラミング」に親子で挑戦中!Pepperをしゃべらせたり、動かすことができます。こちらも本日より正式にメニュー化されました。
ワークシートが新しくなった「たこやきロボを走らせよう!」です。色シールのコード表が切り取れるようになりました。たこやきロボ(Ozobot)の進行方向に合わせて、色シールの貼り方を確認することができます。
プログラミング喫茶では、店員(スタッフ)が各テーブルに一人ずつ付き、体験内容を丁寧に説明します。プログラミングが初めてでも安心ですのでお気軽にお越しください。
Scratch経験者におすすめなのが「あのネコと競争しよう!」です。ネコマ製作所が作るScratch3.0とmicro:bitを融合させたゲームネコリンピックをベースにしたものです。
なりきりDJブースに「音に触れる装置」が登場。その正体はサブウーファー。おおむね100Hz以下の超低音域のみを再生するスピーカーです。ボリュームを上げると、窓ガラスがビリビリ鳴るほどの振動を体で感じることができます。
たくさんの体験ありがとうございました。次回は2021年4月18日です。
2021年3月28日(日)開催
2021年3月22日(月)、丸亀市市民交流活動センター「マルタス」(香川県丸亀市)がオープンしました。そのオープニングイベントの一つとして「子どもプログラミング喫茶 in 丸亀」を開催しました。
丸亀市・宇多津町の生活情報誌「月刊マルータ」に掲出された広告です。月刊マルータは、エリア内全戸配布(無料)で、その発行部数は約62,500部です。
午前(10:00~12:00)、午後(13:00~15:00)の二部制で、計4時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)8名と受付2名の体制でした。のべ62名の子どもに体験を届けることができました。
丸亀市では、プログラミングのイベントが少ないと言うことで、当日までに施設の窓口や電話などへ問い合わせがあるなど、関心の高さがうかがえました。始まるのを待つ人の列ができるほどで、直ぐに満席となりました。
用意したメニューは、通常のものと「子どもプログラミング喫茶 in 丸亀」だけの特別メニュー「Rootでお絵描き体験!」の12種類。気になるメニューを受付で選んで体験します。
Rootは、iRobot社のプログラミングロボットで、タブレットでプログラミングするとホワイトボード上を移動して、指定通りの図形を描きます。
タブレットを使ってプログラミングするようすです。
「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」で人気の高い「無線でロボットを操縦しよう!」や「ぶつからない車で自動運転!」は、丸亀でも大人気でした。
「色を混ぜるとどうなる?」では、お気に入りの色ができるまで、何度もプログラミングを繰り返していました。
そして「なりきりDJブース」も大人気でした。大勢の子どもたちが同時に演奏してくれるので、カオスな音楽が流れていました。
中でも、人気が高いのが電子ドラム。通常のドラムセットの他に、動物の鳴き声や人の叫び声などがあります。親子で、何の動物の声か当てるゲームなどをしていました。
4時間の間、途切れることなく、さまざまな親子が体験に訪れてくれました。「楽しかった。」「またやってみたい。」「家でもやりたい。」と言う子どもたちの感想を見ると、疲れが一気に吹き飛びます。たくさんの体験ありがとうございました。