開催レポート(2022年後半)
子ども達へプログラミングの体験を届けるワークショップ「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の開催レポート(2022年後半)です。
「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」の詳しい紹介や次回の開催予定は「付録4-3.子どもプログラミング喫茶 in かがわ」をご覧下さい。
開催レポート(2022年後半)
2022年7月3日(日)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)7名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。また、高校生2名がスタッフとして参加してくれました。のべ34名の子どもに体験を届けることができました。
3色(赤・緑・青)のLEDを使った「光を混ぜるとどうなる?」を体験中。3色のLEDをそれぞれの組み合わせで混ぜる実験をした後、好きな色づくりに挑戦。
Scratchとmicro:bitを組み合わせたプログラミング体験。キーボードではなく、micro:bitをコントローラーにして、スクラッチキャットを操作します。ベースはネコマ製作所のネコリンピック。ウェブサイトではさまざまなスポーツ的なゲームが紹介されています。
DFROBOTのmicro:Maqueenを使った「ぶつからない車で自動運転!」のプログラミングを体験中。プログラミングした後、デモ用のぶつからない車に興味津々。仕組みが気になるね。
パソコンを使わず、色シールでロボットを制御する「たこやきロボを走らせよう!」を体験中。色シールの組み合わせで、直進・右折・左折などを指示します。うどん屋によって自宅に帰れるかな?
micro:bitを無線コントローラーにして、タミヤのカムロボ(改造版)を操縦する「ロボットを無線で操縦しよう!」を体験中。ロボットに指示するキーワードをキーボードから入力しています。
プログラミング体験のほかに、電子楽器を自由に演奏できる「なりきりDJコーナー」や、ゆっくり本が読める「ミニ図書館」があります。家族で、エアーギターを演奏中。
ミニ図書館、本日のラインナップ。新旧、技術書からマンガまで幅広く揃えています。
この日は、レトロPCコーナーが出現。初代MSXを動態展示しました。もちろん自由に触れます。始めてみる変なパソコンに戸惑う子どもたちから当時を懐かしむ大人まで、多くの人がこのコーナーに立ち寄ってくれました。
プログラミングを体験した子どもたちの感想です。
2022年8月27日(土)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)6名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。また、高校生1名がスタッフとして参加してくれました。のべ39名の子どもに体験を届けることができました。
また「サヌキメイカーズ レトロPC展 ~原点はここにあり?!~」を同時開催。
1980年代~2000年代のパソコン環境を年代ごとに再現しました。「子どもプログラミング喫茶 in かがわ」との連動企画として「プログラミング写経」「マウスで曲を作ろう」「ペンでお絵描きしよう」の特別メニューを用意しました。
マウス操作だけで手軽に曲が作れる「Roland DoReMiX」を使って作曲中。演奏はMIDI音源「SOUND Canvas SC-8850」、左右のモニタースピーカー「MA-8」から迫力の音が流れます。
Pepperのプログラミングを体験中。おしゃべりしたり手を動かすプログラムが作れます。
マップ上の宝物を集めながらお城を目指すミッション。進む距離と回転する角度を測りながら、魔法の呪文(プログラム)を作ります。
Nintendo 3DS上で、十字キーを使ってゲームキャラクターを操作するプログラムを作ります。自分の好きなキャラクターや背景、音楽を選んでプログラミングに挑戦!
色シールを使って、たこやきロボ(ozobot)の進む方向を制御します。うどんやさんへたどり着けるか、熱い視線で見守っています。
たくさんの体験ありがとうございました!
2022年10月22日(土)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)8名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。また、高校生4名がスタッフとして参加してくれました。のべ28名の子どもに体験を届けることができました。
定規と分度器を使って、進む距離と回転する角度を測り、正確にロボットを走らせます。マップ上の道路からはみ出さずに宝物を集められるかな?
好きなキャラクターや背景、音楽を選びながら、十字キーでキャラクターが動くプログラムを完成させるよ。
姉弟そろって「ゲームキャラを動かそう!」に挑戦中!
高校生スタッフの説明を聞きながら、一生懸命考えてくれました。赤・緑・青を組み合わせて、どんな色が作れたかな。
今回初登場のステージライト(ムービングヘッドライト)とDMXコントローラー。DMXコントローラーのスライドバーを操作するだけで、好きな色を作ったり、自由に照らす方向を変えることができます。メニューの「光を混ぜるとどうなる?」とセットで体験するのがおすすめです。
自分でプログラミングした自分専用のロボットが動く姿に夢中!コースの前に座り込んで操作に熱中!
色シールを使って、前進・右折・左折・Uターンを制御。お店で買い物をして、うどんを食べた後、家へ戻るミッションです。
なりきりDJブースに初登場のアナログシンセとポケットミク。アナログシンセのパラメータを操作しながらネコの鳴き声を作成中のスタッフ。
ドレミファソラシド~と歌ってくれるポケットミクを演奏中。
人気のコーナー「なりきりDJブース」にある電子楽器は自由に演奏できます。使い方がわからなくても大丈夫。スタッフが丁寧に説明します。
たくさんの体験ありがとうございました!
2022年11月27日(日)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)8名とPepper専任スタッフ1名の体制でした。のべ32名の子どもに体験を届けることができました。
「光を混ぜるとどうなる?」では、まずワークシートを使って、赤・緑・青の三色を混ぜるとどうなるか実験した後、フルカラーLEDを使って、自分の好きな色をプログラミングします。
「光を混ぜるとどうなる?」で使用しているのは、TFabWorksの「メインボード(赤ボード)」です。フルカラーLEDのほかに、人感センサー・スピーカー・環境センサー・電気回路制御スイッチなどが一枚のボードに収まっています。
会場内には、ステージ照明で使われる「ムービングヘッドライト」があり、照明コントローラーを使って、好きな色を投影することができます。三色(赤・緑・青)それぞれの強さ(0~255)を、照明コントローラーのスライドバーで指定するので「光を混ぜるとどうなる?」を体験した後なら操作も楽々!より理解が深まります。
マップをぐるぐる回しながら、色シールを貼っていきます。
音が鳴るカッコいい名札をプログラミング中。「サ」の次は...
ミニ図書館のコーナー。プログラミングや電子工作に関連した書籍のほか、毎回異なるテーマで50冊ほどを用意しています。まったく興味がない分野の本でも、パラパラ見るだけで新しい発見があるかも。ぜひ手に取ってください。
変わらず人気のなりきりDJコーナー。ヘッドだけで音が出るエアーギター(気になるでしょ、これ)を片手に、からだ全体でロックを表現中!
プログラミングの体験後、micro:bitに興味を持った親子から購入などの相談を受けることがあります。さらに、多くの人にmicro:bitの魅力を伝えるべく入門書を作成して、会場内に掲示しました。
体験ありがとうございました。
2022年12月17日(土)開催
午前(10:30~12:00)、午後(13:00~16:30)の二部制で、計5時間開催しました。用意した机は5卓(パソコン5台)、店員(スタッフ)7名とPepper専任スタッフ2名の体制でした。のべ19名の子どもに体験を届けることができました。
クリスマス間近ということもあり、ツリーやバルーンでにぎやかに飾り付けられた会場での開催となりました。
micro:bitに三色(緑・黄・赤)のLEDをつないで信号機を点灯させる体験。三色のLEDが点灯するタイミングをプログラミングします。
懐かしのニンテンドー3DS LLを使ったプログラミング体験。SmileBASICという言語でゲームキャラを動かします。
毎月変わるミニ図書館。本日のラインナップ。
体験ありがとうございました!