micro:bit用ケース(透明)
micro:bitの「電子部品を見せる」というコンセプトはそのままに、かつ電子部品を傷つけないように守る保護ケースを紹介する第二弾です。紹介するのは、スイッチサイエンスのmicro:bit用ケース(透明)です。
1.製品の紹介
micro:bit(マイクロビット)は、家電製品などとは異なり保護ケースがなく、電子部品がむき出しになっています。これは、micro:bitの特徴のひとつで、電子部品の実装方法が見られるように、狙って設計されたものです。もちろん安全に使えるように考えられていますが、部品が損傷したり、過熱する恐れが少なからずあります。
この記事では、micro:bitの「電子部品を見せる」というコンセプトはそのままに、かつ電子部品を傷つけないように守る保護ケースを紹介します。次の4つを基準にして、保護ケースを選びました。
- micro:bitの「電子部品を見せる」というコンセプトはそのまま
- 電子部品を傷つけないように守る
- 機能を損なわない
- できるだけ低価格
第二弾では、この4つの基準に加えて「簡単に装着できる」という点を考慮しました。しっかり装着したい方は、第一弾の「付録3-9.micro:bit用アクリルケース【KP-MBCASE】」をご覧ください。
選んだのは、スイッチサイエンスのmicro:bit用ケース(透明)です。ネジ止めなどは一切不要で、ケースにはめ込むだけで装着できる簡単な構造です。Aボタン・Bボタンはもちろん、すべてのエッジコネクターにアクセス可能です。
透明パーツなので、電子部品もすべて見られます。
背面だけを保護するハーフタイプなので、前面はカバー無しです。
すべてのエッジコネクターにアクセスできるので「付録3-7.ワンタッチスピーカー【TFW-SP1】」で紹介している、独自のバネプラグを採用したmicro:bit用の拡張ユニット「TFabWorksシリーズ」もそのまま使用できます。図1-4は、プログラム制御スイッチ(TFW-SW1)を装着したものです。
ただし、micro:bit用「電気の利用」向け理科ボード(TFW-RK2)にように下からバネプラグを差し込むタイプのものは、基板とケースが干渉して取り付けられないので注意が必要です。
micro:bit用ケース(透明)は「スイッチサイエンス」で購入することができます。
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独自のバネプラグを採用したmicro:bit用の拡張ユニット「TFabWorksシリーズ」です。