2021年リリース

micro:bitの開発環境であるMakeCodeの2021年リリース(2021/7/10公開)で追加された新機能や変更点を紹介します。MakeCode for micro:bitのバージョンは4系となりました。
今回のバージョンアップで、温度や明るさなど時系列に変化する値をファイルに保存することができる拡張機能「Data Logger」(micro:bit V2専用)が追加されました。
2.エディター画面
2.ループブロック
3.関数ブロック
4.配列ブロック
5.入出力端子ブロック
6.拡張機能
Data Logger
拡張機能に「Data Logger」が追加されました。この拡張機能は、micro:bit V2専用です。Data Loggerは、温度や明るさなどの時系列に変化する値を、ファイルに保存する機能です。ファイルは「MY_DATA.HTM」という名前でmicro:bit内に保存されます。
図6-2は、温度と明るさを1秒毎にロギングするプログラムです。繰り返しには、新しく追加された「一定の間隔で繰り返すブロック」を使用しています。
micro:bit内の保存されるファイル「MY_DATA.HTM」をブラウザーで開くと、表形式で表示されたデーターを見ることができます。
「Visual preview」をクリックすると、グラフ形式で表示されます。
「Download」をクリックすると、保存されたデーターをCSV形式でダウンロードすることができます。