BitMaker V2
micro:bitでGroveデバイス(3.3V系・5V系)を使うための拡張基板「BitMaker V2.0」を紹介します。Groveデバイスに供給できる電源電圧を、スイッチで3.3V、または5Vに切り替えることができます。
1.BitMaker V2
seeedのBitMaker V2.0は、micro:bitでGroveデバイス(3.3V系・5V系)を使用するためのベースとなる拡張基板です。5つのデジタル・アナログ用Groveコネクター(P0/P1・P1/P2・P2/P12・P8/P14・P15/P16)と1つのI2C用Groveコネクターを搭載しています。Groveデバイスに供給できる電源電圧を、スイッチで3.3V、または5Vに切り替えることができます。
2.各部の詳細
エッジコネクター
エッジコネクターにmicro:bitを差し込みます。
電源コネクター
電源コネクターは、USBコネクター(マイクロB)とJST PHコネクター(2ピン)の2種類があり、入力電圧はそれぞれ5V、3V~4.5Vとなっています。ここから、micro:bit、およびBitMaker V2に接続したGroveデバイスなどに供給されます。
Groveコネクター
5つのデジタル・アナログ用Groveコネクター(P0/P1・P1/P2・P2/P12・P8/P14・P15/P16)と1つのI2C用Groveコネクターを搭載しています。
3.3V/5V切り替えスイッチ
Groveデバイスに供給する電源電圧を、スイッチで3.3V、または5Vに切り替えることができます。5Vが出力されるのは、ボード上の電源コネクターを使用した場合です。micro:bitの電源コネクターを使用した場合は3.3Vとなります。
LED(5V選択時は緑、3.3V選択時は青)が点灯します。
スロット
ワニグチクリップなどを接続可能なスロット(P0・P1・P2・VCC・GND)です。VCCは、3.3V/5V切換スイッチにより3.3V、または5Vとなります。
RGB LED(4個)
基板中央に4個のRGB LEDを搭載しています。端子P13に接続されています。NeoPixelの拡張機能を使って点灯させることができます。