「ものづくり:make」を楽しみながら学ぶ人へ向けた独習サポートサイト。

micro:bit Lab.【マイクロビット】

micro:bit Lab.では、micro:bit【マイクロビット】に関する情報を紹介しています。

5分で組み立てられるSTEM教育用ロボ!しかも工具は不要!
5-2

micro:Maqueen V3.0【組み立て編】

2019-05-222019-05-28

独立した二つの駆動輪を持つSTEM教育用のグラフィカルプログラミングロボット「micro:Maqueen V3.0」の組み立て方を解説します。

5-2-1.micro:Maqueen V3.0の紹介

DFROBOTのmicro:Maqueen V3.0(マイクロマックイーン V3.0)は、独立した二つの駆動輪を持つSTEM教育用のグラフィカルプログラミングロボットです。別売りのmicro:bitを搭載することで、駆動輪などをプログラミングで制御することができます。

電源電圧は3.5V~5Vで、通常は単四型乾電池×3本を使用します。また、オプションの電源管理モジュール(リチウムイオン電池ホルダー)を取り付けることで、充電式のリチウムイオン電池(RCR123A)×1本で動作します。

図5-2-1-1.STEM教育用のプログラミングロボット「micro:Maqueen V3.0」
図5-2-1-1.STEM教育用のプログラミングロボット「micro:Maqueen V3.0」

micro:Maqueenに搭載されているデバイスやセンサーは「付録3-12.micro:Maqueen V3.0」で詳しく紹介しています。

micro:Maqueen

独立した二つの駆動輪を持つSTEM教育用のグラフィカルプログラミングロボットです。

電源管理モジュール(リチウムイオン電池ホルダー)

micro:Maqueenに取り付けることでリチウム電池や充電式リチウムイオン電池が使えます。

充電式リチウムイオン電池(3.7V 750mAh)

充電式リチウムイオン電池(3.7V 750mAh)です。

5-2-2.micro:Maqueenの組み立て

組み立てに工具は不要です。

タイヤの組み立て

タイヤとホイールを袋から取り出し、組み立てます。

図5-2-2-1.タイヤの組み立て(1)
図5-2-2-1.タイヤの組み立て(1)

タイヤの凸部とホイールの凹部を合わせます。タイヤとホイールが滑ったり、外れたりしないように工夫されています。

図5-2-2-2.タイヤの組み立て(2)
図5-2-2-2.タイヤの組み立て(2)

タイヤの取り付け

シャーシ(基板)上のモーター(2個)にタイヤを取り付けます。モーターの軸は一部が平らになったDカット軸です。タイヤ側の軸穴の平らな面を合わせて押し込みます。左右の違いはありません。

図5-2-2-3.タイヤの取り付け
図5-2-2-3.タイヤの取り付け

電池ボックスの取り付け

電池ボックスのリード線を外側に軽く曲げます。

図5-2-2-4.電池ボックスの取り付け(1)
図5-2-2-4.電池ボックスの取り付け(1)

図のように付属の両面テープを貼ります。

図5-2-2-5.電池ボックスの取り付け(2)
図5-2-2-5.電池ボックスの取り付け(2)

リード線の先についたプラグをシャーシ(基板)の「3.5-5.0V」と書かれたソケットに差し込みます。向きがあるので注意します。

図5-2-2-6.電池ボックスの取り付け(3)
図5-2-2-6.電池ボックスの取り付け(3)

左右のモーターの間にリード線を通し、電池ボックスをモーターの上に貼り付けます。

図5-2-2-7.電池ボックスの取り付け(4)
図5-2-2-7.電池ボックスの取り付け(4)

超音波センサーの取り付け

超音波センサーをシャーシ(基板)上の「SR04」と書かれたソケットに差し込みます。

図5-2-2-8.超音波センサーの取り付け
図5-2-2-8.超音波センサーの取り付け

完成

シャーシ(基板)の上部にあるコネクタへmicro:bitを差し込んで完成です。

図5-2-2-9.micro:Maqueen V3.0の完成
図5-2-2-9.micro:Maqueen V3.0の完成

プログラミング

完成したらプログラミングを楽しみましょう。

5-2-3.電源管理モジュールの取り付け(オプション)

オプション(別売り)で用意されている電源管理モジュールの取り付け方法を解説します。電源管理モジュールの取り付けには、プラスドライバーが必要です。

電池ボックスの取り外し

左右のモーターの上に電池ボックスを取り付けている場合は外します。

図5-2-3-1.電池ボックスの取り外し
図5-2-3-1.電池ボックスの取り外し

電源管理モジュールの取り付け

電源管理モジュールに付属の支柱(4本)を取り付けます。一旦、タイヤを取り外したほうが取り付けやすくなります。

図5-2-3-2.支柱の取り付け
図5-2-3-2.支柱の取り付け

付属のリード線を「3.5-5.0V」と書かれたソケットに差し込みます。

図5-2-3-3.リード線の取り付け(シャーシ側)
図5-2-3-3.リード線の取り付け(シャーシ側)

付属のネジ(4本)で電源管理モジュールを取り付けます。

図5-2-3-4.電源管理モジュールの取り付け
図5-2-3-4.電源管理モジュールの取り付け

リード線を電源管理モジュールのソケットに差し込みます。以上で完了です。

図5-2-3-5.リード線の取り付け(電源管理モジュール側)
図5-2-3-5.リード線の取り付け(電源管理モジュール側)

おすすめ品

micro:Maqueen

独立した二つの駆動輪を持つSTEM教育用のグラフィカルプログラミングロボットです。

電源管理モジュール(リチウムイオン電池ホルダー)

micro:Maqueenに取り付けることでリチウム電池や充電式リチウムイオン電池が使えます。

充電式リチウムイオン電池(3.7V 750mAh)

充電式リチウムイオン電池(3.7V 750mAh)です。

この記事を読んだ人は、こんな記事にも興味があります。
スポンサーリンク
TOPへ移動
目次へ移動