ArmourbitとLEGOを接続する

micro:bitでLEGOを動かすための準備として、Armourbit development expand boardとLEGOを接続する方法を紹介します。
11-5-1.ArmourbitとLEGOを接続する
KittenBotのArmourbitは、サーボモーターやDCモーターなどの周辺機器が接続できるmicro:bitの拡張ボードです。拡張ボード(Armourbit development expand board)とバッテリーボックス(Armourbit Battery Holder Mount)が分離した構造で、それぞれをLEGOと接続することができます。詳しくは「付録3-16.Armourbit development expand board」で紹介しています。
LEGO接続用の穴
図11-5-1-2、図11-5-1-3の赤枠で示したように、Armourbit development expand boardとArmourbit Battery Holder Mountのケースには、直径4mm程度の穴が開いています。この穴がLEGOと接続するためのもので、LEGOテクニックシリーズのコネクターペグを差し込むことができます。コネクターペグを使うことで、他のLEGOパーツと接続することができます。
コネクターペグ
コネクターペグは、LEGOテクニックシリーズのパーツ同士を接続するためのものです。コネクターペグには、滑り止めあり・なしの2種類があり、滑り止めありのものには、小さな突起がついています。しっかりと接続するために、滑り止めあり(突起あり)のものを選びましょう。
図11-5-1-4のコネクターペグは、黒が滑り止めあり(突起あり)、グレーが滑り止めなし(突起なし)です。
LEGOと接続する手順
コネクターペグを使ったLEGOパーツの接続には、さまざまな方法がありますが、ここでは「リフトアーム 5×11(オープンセンター)」というパーツ2個をベースにする手順を紹介します。
用意するLEGOパーツは「リフトアーム 5×11(オープンセンター)」を2個、「コネクターペグ(滑り止めあり)」を10本です。
「リフトアーム 5×11(オープンセンター)」に「コネクターペグ(滑り止めあり)」を3本ずつ差し込みます。
Armourbit Battery Holder Mountに「リフトアーム 5×11(オープンセンター)」を取り付けます。
Armourbit Battery Holder Mountに「コネクターペグ(滑り止めあり)」を4本差し込みます。
Armourbit development expand boardを取り付けます。これで完成です。他のパーツと自由に接続できるようになりました。
作品例です。