Robot:Bit V2.0とLEGOを接続する
micro:bitでLEGOを動かすための準備として、Robot:Bit V2.0とLEGOを接続する方法を紹介します。
11-6-1.Robot:Bit V2.0とLEGOを接続する
KittenBotのRobot:Bit V2.0は、基板上に18650型充電池が収まるバッテリーボックスと充電回路を搭載し、さまざまな周辺機器が接続できるmicro:bitの多機能・低価格な拡張ボードです。詳しくは「付録3-17.Robot:Bit V2.0」で紹介しています。
LEGO接続用の穴
図11-6-1-3の赤枠で示したように、Robot:Bit V2.0の基板の四隅には、直径4mm程度の穴が開いています。この穴がLEGOと接続するためのもので、LEGOテクニックシリーズのコネクターペグを差し込むことができます。コネクターペグを使うことで、他のLEGOパーツと接続することができます。
コネクターペグ
コネクターペグは、LEGOテクニックシリーズのパーツ同士を接続するためのものです。コネクターペグには、滑り止めあり・なしの2種類があり、滑り止めありのものには、小さな突起がついています。滑り止めあり・なし、いずれも使用できます。
図11-6-1-4のコネクターペグは、黒が滑り止めあり(突起あり)、グレーが滑り止めなし(突起なし)です。
LEGOと接続する手順
コネクターペグを使ったLEGOパーツの接続には、さまざまな方法がありますが、ここでは「リフトアーム 5×7(オープンセンター)」というパーツ2個をベースにする手順を紹介します。
用意するLEGOパーツは「リフトアーム 5×7(オープンセンター)」を2個、「コネクターペグ(滑り止めあり)」を2本、「コネクターペグ(滑り止めなし)」を4本です。
「リフトアーム 5×7(オープンセンター)」2個を「コネクターペグ(滑り止めあり)」2本で接続します。これがベースになります。
Robot:Bit V2.0の穴(4ヵ所)に、裏側から「コネクターペグ(滑り止めなし)」4本を差し込みます。
取り付けた「コネクターペグ(滑り止めなし)」にベースを取り付けます。
これで完成です。他のパーツと自由に接続できるようになりました。
作品例です。
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