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micro:bit Lab.【マイクロビット】

micro:bit Lab.では、micro:bit【マイクロビット】に関する情報を紹介しています。

Scratch 3.0とLEGO BOOSTを接続する
6-4

micro:bitでLEGO BOOSTを動かす(1)

2019-05-112019-05-11

Scratch 3.0に「micro:bit」と「LEGO BOOST」の拡張機能を追加することで、micro:bitをコントローラーにして、LEGO BOOSTを操縦することができます。まず、LEGO BOOSTについて紹介します。

6-4-1.LEGO BOOSTとは

LEGO BOOST(CREATIVE TOOLBOX - 17101)は、組み立てたレゴブロックを自由にプログラミングできるレゴ社の製品のひとつです。このセットには、3種類のBOOSTブロック・BOOSTブロックを含む847個のブロック・ポスター・プレイマットが含まれ、ロボットのバーニー・猫のフランキー・ギター4000・ブースト車・ブロック組み立てマシンの5タイプのモデルを作ることができます。

ロボットのバーニーはクローラータイプのロボットで前進・後進・左右へ回転したり、ダンスや歌も得意です。また、肩のランチャーからミサイルを発射します。

BOOSTブロック

LEGO BOOST(CREATIVE TOOLBOX - 17101)に含まれる3種類のBOOSTブロック「ムーブハブ」「外部モーター」「カラー&距離センサー」が、プログラミングに重要な役割を果たすブロックです。

3種類のBOOSTブロックのうち、中心となるのが「ムーブハブ」で、単4型乾電池(6本)のバッテリーを備え、パソコンやタブレットとBLEで接続します。また、回転速度計を備えたモーター(2つ)・入出力用ポート(2つ)・6軸の傾きセンサー・マルチカラーライトが搭載されています。

図6-4-1-1.ムーブハブ
図6-4-1-1.ムーブハブ

「外部モーター」は、取り外し可能なモーターで、ムーブハブに搭載されたモーターと同じものです。ムーブハブの入出力用ポートに接続します。

図6-4-1-2.外部モーター
図6-4-1-2.外部モーター

「カラー&距離センサー」は、目の前にある物体の色と距離を測定するセンサーです。ムーブハブの入出力用ポートに接続します。

図6-4-1-3.カラー&距離センサー
図6-4-1-3.カラー&距離センサー

LEGO BOOST(CREATIVE TOOLBOX - 17101)

レゴで組み立てたモデルをプログラミングで自由自在に動かせます。専用アプリ(無料)を通じて小学校低学年のお子様でも楽しくプログラミングしてあそべる子供向け(対象年齢: 7-12歳)のモデルです。

6-4-2.Scratch Linkのセットアップ

Scratch 3.0とLEGO BOOSTを接続するには、Scratch Linkのセットアップが必要です。「6-1.Scratch Linkのセットアップ【Windows編】」を参考にしてScratch Linkをセットアップしてください。既にセットアップ済みの場合は不要です。

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6-4-3.Scratch 3.0とLEGO BOOSTの接続

Scratch 3.0へアクセスします。「作る」をクリックします。

図6-4-3-1.Scratch 3.0へアクセス
図6-4-3-1.Scratch 3.0へアクセス

「拡張機能を追加する」をクリックします。

図6-4-3-2.拡張機能を追加する
図6-4-3-2.拡張機能を追加する

「LEGO BOOST」を選択します。

図6-4-3-3.LEGO BOOSTを選択する
図6-4-3-3.LEGO BOOSTを選択する

「検索を開始」をクリックします。

図6-4-3-4.検索を開始
図6-4-3-4.検索を開始

ムーブハブの上部にある緑色のボタンを押します。ムーブハブが接続されるまでしばらく待ちます。

図6-4-3-5.LEGO BOOST(ムーブハブ)の接続
図6-4-3-5.LEGO BOOST(ムーブハブ)の接続

「エディターへ行く」をクリックします。

図6-4-3-6.エディターへ行く
図6-4-3-6.エディターへ行く

接続が完了すると、チェックアイコンが表示されます。

図6-4-3-7.チェックアイコンの確認
図6-4-3-7.チェックアイコンの確認

これで、Scratch 3.0とLEGO BOOST(ムーブハブ)が接続できました。

6-4-4.試してみる

ブロックパレットから「turn motor A for 1 seconds」ブロックを、スクリプトエリアへドラッグ&ドロップします。

図6-4-4-1.「turn motor A for 1 seconds」ブロックの配置
図6-4-4-1.「turn motor A for 1 seconds」ブロックの配置

スクリプトエリアの「turn motor A for 1 seconds」をクリックして実行します。ムーブハブのモーターAが回転すれば成功です。

図6-4-4-2.「turn motor A for 1 seconds」ブロックの実行
図6-4-4-2.「turn motor A for 1 seconds」ブロックの実行

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