Micro:bit Driver Expansion Board
DFROBOTの多機能・低価格なモータードライバー拡張ボード「Micro:bit Driver Expansion Board」を紹介します。
1.製品の紹介
DFROBOTの「Micro:bit Driver Expansion Board」は、4つのDCモーター(または2つのステッピングモーター)・8つのサーボモーター・9つの入出力端子・2つのIIC(I2C)が接続できるmicro:bitの低価格な拡張ボードです。「スイッチサイエンス」で購入することができます。
タミヤのユニバーサルプレートにぴったり
この拡張ボードのサイズは63mm×58mmで、取り付け穴の間隔は55mm×50mmとなっています。これは、タミヤのユニバーサルプレートに加工無しで取り付けられるサイズです。図1-2は、ユニバーサルプレートに取り付けた例です。この拡張ボードと「タミヤの楽しい工作シリーズ(パーツ)」を使用することで、手軽にロボット製作を楽しむことができます。
カムプログラムロボットにもぴったり
元々、市販のマイコンボードや基板などを取り付けることができるように設計されているカムプログラムロボットですが、この拡張ボードは、無加工でぴったりと収まります。
2.各部の詳細
エッジコネクター
エッジコネクターにmicro:bitを差し込みます。
電源端子
電源端子は、DCジャックと端子台の2種類があり、どちらか一方に3.5V~5.5Vの電源を接続します。ここから、micro:bitと接続したDCモーターなどに供給されます。
電源スイッチ
電源スイッチです。
モーター端子
DCモーター(またはステッピングモーター)を接続する端子台です。最大4台のDCモーター(または最大2台のステッピングモーター)を接続することができます。モータードライバーには「HR8833 Dual DC Motor Driver」が使われており、最大電流は1.5Aです。
サーボモーター端子
サーボモーターを接続するピンヘッダーです。最大8台のサーボモーターを接続することができます。
入出力端子(GPIO)
9つの入出力端子(GPIO)です。各々、micro:bitのP0・P1・P2・P8・P12・P13・P14・P15・P16と繋がっています。
IIC(I2C)端子
2つのIIC(I2C)端子です。
Standard Gravity Interface
「Micro:bit Driver Expansion Board」に搭載されている端子は「Standard Gravity Interface」に準拠しており、同社のGravityシリーズで提供されるさまざまなセンサーなどが接続可能となっています。詳しい内容は「DFROBOT Gravity Series」をご覧ください。
タミヤの楽しい工作シリーズ
No.227 カムプログラムロボット 工作セット
自由にセットできるカムを使って動きをプログラムできるロボット工作。モーターを2個搭載して三角形のクローラーで進み、左右の腕も動作。
No.227 カムプログラムロボット 工作セット(ガンメタル/オレンジ)
自由にセットできるカムを使って動きをプログラムできるロボット工作。モーターを2個搭載して三角形のクローラーで進み、左右の腕も動作。
No.157 ユニバーサルプレート 2枚セット
各種のギヤボックスなどを自由に固定でき、自動車工作のシャーシやロボット工作のフレームなどに幅広く使えるセットです。ユニバーサルプレートは160×60mmで厚さ3mmのABS樹脂製。
No.181 3mmネジセット(30、40、50mm)
ギヤボックスやユニバーサルプレートなどとともに、オリジナル工作に欠かせないネジ。特にロボット製作に使える特殊サイズのネジをセットにしました。