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micro:bit Lab.【マイクロビット】

micro:bit Lab.では、micro:bit【マイクロビット】に関する情報を紹介しています。

micro:bitで手軽に回路実験
付録3-1

プロトタイピングセット【KITRONIK-5609】

2017-10-212018-03-09

micro:bitを使って、手軽に回路実験ができるKITRONIK社のプロトタイピングセットを紹介します。

1.製品の紹介

このプロトタイピングセットは、micro:bitのエッジコネクターをピンヘッダーに変換するエッジコネクターピッチ変換基板と、ブレッドボードが一つになった製品です。付属のジャンパーワイヤーを使用することで、手軽に回路の実験ができます。もちろんハンダ付けは不要です。

プロトタイピングセットに含まれているのは、次の通りです。micro:bit本体・抵抗やセンサーなどの部品は含まれません。

  • ベースプレート × 1個
  • micro:bit用エッジコネクターピッチ変換基板 × 1個
  • ブレッドボード × 1個
  • M3ナベネジ × 2本
  • ジャンパーワイヤー・オス-オス × 10本
  • ジャンパーワイヤー・オス-メス × 10本
図1-1.micro:bit用プロトタイピングセット(KITRONIK-5609)
図1-1.micro:bit用プロトタイピングセット(KITRONIK-5609)

BBC micro:bit用プロトタイピングセット

ブレッドボードを使用することで、ハンダ付けなしで電子回路の実験が簡単にできます。

2.組み立て

このプロトタイピングセットは、簡単な組み立てが必要です。組み立てには、プラスドライバーを使用するので、あらかじめ自分で用意します。

エッジコネクターピッチ変換基板の取り付け

まず、エッジコネクターピッチ変換基板をベースプレートに取り付けます。エッジコネクターピッチ変換基板の裏面に、緑色の保護材が付いているので、剥がします

図2-1.緑色の保護材
図2-1.緑色の保護材
図2-2.緑色の保護材を剥がした後
図2-2.緑色の保護材を剥がした後

M3ナベネジを使って、ベースプレートに取り付けます。

図2-3.エッジコネクターピッチ変換基板の取り付け
図2-3.エッジコネクターピッチ変換基板の取り付け

エッジコネクターピッチ変換基板は、4本の足で支えられているので、安定しています。

図2-4.4本の足で支えられるエッジコネクターピッチ変換基板
図2-4.4本の足で支えられるエッジコネクターピッチ変換基板

ブレッドボードの取り付け

続いて、ブレッドボードを取り付けます。ブレッドボード背面の両面テープでベースプレートに貼り付けるだけ。

図2-5.ブレッドボードの取り付け
図2-5.ブレッドボードの取り付け

完成

以上で、組み立ては終了です。

図2-6.完成したプロトタイピングセット
図2-6.完成したプロトタイピングセット

3.使用方法

エッジコネクターピッチ変換基板に、micro:bitを差し込んでみました。

図3-1.差し込まれたmicro:bit(拡大)
図3-1.差し込まれたmicro:bit(拡大)
図3-2.差し込まれたmicro:bit(全体)
図3-2.差し込まれたmicro:bit(全体)

このプロトタイピングセットには、ジャンプワイヤーが、オス-オス・オス-メス各10本ずつ入っています。

図3-3.ジャンパーワイヤー
図3-3.ジャンパーワイヤー

エッジコネクターピッチ変換基板のピンに割り振られた番号です。一番下に写っている19番・20番は、シリアル通信(I2C)用のピンです。このピンには、ピンヘッダーが立っていないので、自分でハンダ付けします。エッジコネクターの割り当ては、1-2.micro:bitを構成する部品(前面)の中で紹介しています。

図3-4.エッジコネクターピッチ変換基板
図3-4.エッジコネクターピッチ変換基板

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micro:bitのエッジコネクターをピンヘッダーに変換するエッジコネクターピッチ変換基板と、ブレッドボードが一つになった製品です。付属のジャンパーワイヤーを使用することで、手軽に回路の実験ができます。

BBC micro:bit用プロトタイピングセット

ブレッドボードを使用することで、ハンダ付けなしで電子回路の実験が簡単にできます。

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