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micro:bit Lab.【マイクロビット】

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少ない手数で12のペアを見つけ出せ!
付録2-23

【ゲーム】一人で神経衰弱

2018-12-092018-12-09

12種類の絵柄を2枚ずつ、合計24枚のカードで行うカードゲーム「神経衰弱」です。少ない手数ですべてのペアを見つけてください。

1.内容

トランプで行うゲームのひとつ「神経衰弱」です。絵柄は、A(エース)・2~9・J(ジャック)・Q(クィーン)・K(キング)の12種類です。これらの絵柄を2枚ずつ、合計24枚でゲームを行います。少ない手数ですべてのペアを見つけてください。

ゲームが始まると、場(LED画面)に、シャッフルされた24枚のカード(1×1のLED)が裏向きに並べられます。明るく輝いているLEDが、選択中のカードです。ボタンAを押すと、次のカードが選択されます。1枚目のカードが決まったら、ボタンBを押して絵柄を確認します。点滅しているのが1枚目のカードです。続いて、ボタンAで2枚目のカードを選択して、ボタンBで絵柄を確認します。1枚目と2枚目の絵柄が同じなら、スマイルマークが表示され、2枚のカードが消えます。絵柄が異なる場合は、×マークが表示されます。

図1-1.一人で神経衰弱
図1-1.一人で神経衰弱

これを繰り返して、すべてのカードが消えてなくなれば上がりです。最後にスコアーとして、手数(2枚のカードをめくって1ポイント加算)が表示されます。できるだけ少ない手数を目指してください。

ボタンAとボタンBの同時押しで再スタート(ゲームの途中でも可)できます。

2.このプログラムの動作に必要なもの

このプログラムは、micro:bit本体のみで動作します。

  • micro:bit本体
  • パソコン(*1)
  • USBケーブル(*1)

(*1):パソコン・USBケーブルは、プログラミングに必要なものです。

3.サンプルプログラム(ブロック)

サンプルプログラム(ブロック)です。

最初だけ実行されるプログラム

図3-1.最初だけ実行されるプログラム
図3-1.最初だけ実行されるプログラム

ボタンAが押されたときに実行されるプログラム

図3-2.ボタンAが押されたときに実行されるプログラム
図3-2.ボタンAが押されたときに実行されるプログラム

ボタンBが押されたときに実行されるプログラム

図3-3.ボタンBが押されたときに実行されるプログラム
図3-3.ボタンBが押されたときに実行されるプログラム

ボタンA+Bが押されたときに実行されるプログラム

図3-4.ボタンA+Bが押されたときに実行されるプログラム
図3-4.ボタンA+Bが押されたときに実行されるプログラム

ずっと実行されるプログラム

図3-5.ずっと実行されるプログラム
図3-5.ずっと実行されるプログラム

カードを場に表示する関数(DrawCard)

図3-6.カードを場に表示する関数(DrawCard)
図3-6.カードを場に表示する関数(DrawCard)

選択可能なカードを確認する関数(CheckCard)

図3-7.選択可能なカードを確認する関数(CheckCard)
図3-7.選択可能なカードを確認する関数(CheckCard)

4.サンプルプログラム(JavaScript)

サンプルプログラム(Javascript)です。

5.解説

カードの絵柄を記憶するのに配列(長さ24)を使ったプログラムです。カードを場(LED画面)にマッピングして表示したり、選択できる残りのカードを確認するために関数を用いています。

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