【入門用】つねに「北」を指し示す矢印
マイクロビットに搭載されている地磁気センサー(コンパス)を使って、LED画面上の矢印が、つねに「北」を指し示します。
1.内容
「付録2-18.【入門用】北・東・南・西」では、マイクロビットが向いている方角を、LED画面に「北・東・南・西」の漢字で表示しましたが、今回は、LED画面上の矢印が、つねに「北」を指し示します。
マイクロビットにプログラムを書き込んだ直後、地磁気センサーのキャリブレーション(較正)が必要になります。LED画面に「TILT TO FILL SCREEN」と表示されるので、マイクロビット本体をグルグル回して、LED画面をすべて点灯させてください。
2.このプログラムの動作に必要なもの
このプログラムは、micro:bit本体のみで動作します。
- micro:bit本体
- パソコン(*1)
- USBケーブル(*1)
(*1):パソコン・USBケーブルは、プログラミングに必要なものです。
3.サンプルプログラム(ブロック)
サンプルプログラム(ブロック)です。
ずっと実行されるプログラム
4.サンプルプログラム(JavaScript)
サンプルプログラム(Javascript)です。
5.解説
マイクロビットに搭載されている地磁気センサー(コンパス)は、マイクロビットを水平にした時に向いている方角を、0~359の数値で表し、0(北)・90(東)・180(南)・270(西)となります。
プログラムでは、0~359を8等分して、つねに矢印が「北」を向くようにしています。
6.チャレンジ
「上向き」の矢印を表示する部分が2ヵ所あります。これをひとつにまとめてみよう。