Tiny:bit smart robot car【組み立て編】
独立した二つの駆動輪を持つ教育市場向けのプログラミングロボットカー「Tiny:bit smart robot car」の組み立て方を解説します。
5-9-1.Tiny:bit smart robot carの紹介
Yahboom(中国名:亚博)のTiny:bit smart robot carは、独立した二つの駆動輪を持つ教育市場向けのプログラミングロボットカーです。別売りのmicro:bitを搭載することで、駆動輪などをプログラミングで制御することができます。円形のシャーシ(基板)に対して、micro:bitを水平に取り付けるため、全高が低く、コンパクトでキュートな姿をしています。
Tiny:bit smart robot carには、18650型の充電池(1本)が同梱されています。シャーシ(基板)の裏側にバッテリーケースがあり、充電池を充電するための回路を搭載しています。
目玉のような距離センサーや、目を引く大きなフルカラーLEDなど、Tiny:bit smart robot carに搭載されているデバイスやセンサーは「付録3-13.Tiny:bit smart robot car」で詳しく紹介しています。
5-9-2.Tiny:bit smart robot carの組み立て
組み立てに工具は不要です。
ギヤードモーターの取り付け
シャーシ(基板)の裏側にある細長い棒状のはんだに、ギヤードモーターのギヤーがない面の隙間を合わせます。
ギヤードモーターのギヤー面が上になっていることを確認して、白いモーターマウントをかぶせ、黒いリベット(2個)を押し込み、固定します。ギヤードモーターを固定したら、コードの先についたコネクターをソケットに差し込みます。
リベットの押し込みには強い力が必要なので、シャーシ(基板)や他の電子部品などを壊さないように気をつけましょう。小さな子どもには手助けが必要かもしれません。
反対側のギヤードモーターも同様に取り付けます。
タイヤの取り付け
ギヤードモーターのD軸にタイヤを差し込みます。タイヤを差し込みすぎると、タイヤとシャーシ(基板)が干渉して、上手く回らないので注意が必要です。
ユニバーサルホイールの取り付け
ユニバーサルホイール(前輪)を黒いリベット(2個)で固定します。
18650型充電池(Li-Po)の取り付け
18650型充電池(Li-Po)を、シャーシ(基板)の裏側にあるバッテリーボックスへ挿入します。プラス(+)とマイナス(-)の向きを間違えないように注意します。バッテリーボックス内に「+」と「-」の刻印があります。
micro:bitの取り付け
シャーシ(基板)の上部にあるコネクターにmicro:bitを差し込みます。
完成
これで完成です。Tiny:bit smart robot carのチュートリアルを参考にして、プログラミングにチャレンジしましょう。
おすすめ品
Yahboom micro:bit smart robot car with IR and APP
独立した二つの駆動輪を持つSTEM教育用のグラフィカルプログラミングロボットです。