ダンシングハロウィン
ステージライトが照らし出す幻想的な空間を、ハロウィンのキャラクターが踊ります!micro:bitのLED画面には「ハッピーハロウィン」のウェルカムメッセージが表示されます。
1.micro:bitファンミーティング
2018年10月31日の夜、ハロウィンで盛り上がる渋谷で、日本初の「micro:bitファンミーティング」が開催されました。micro:bit教育財団のCEOであるGareth Stockdale氏の登壇や楽しいLTなどが行われ、micro:bitラブな人達で盛り上がりました。
そんな会場の受付で、こっそり勝手に展示していたのが、今回紹介する「ダンシングハロウィン」です。5つのNeoPixel(RGB LED)が作り出す幻想的な空間で、ハロウィンキャラクターがサーボモーターで踊り、LED画面に「ハッピーハロウィン」というウェルカムメッセージをカタカナで表示します。
2.用意するもの
- micro:bit本体
- Servo:Lite(Kitronik)
- 単四形乾電池×3本
- サーボモーターSG92R(TowerPro)×2個
以下は、100円ショップで購入できます。
- ハロウィン柄のウォールステッカー
- プラスティックのコップ(透け感のあるもの)
- 針金(長さ15cm、直径0.9mm程度)×2本・・・5m程度の巻きで販売されているものを切断する
- ボール紙
- 両面テープなど
3.作り方
Servo:Liteを取り付ける
Servo:Liteは、micro:bitに取り付けて、最大3個のサーボモーターを制御することができる拡張ボードです。また、上部に5つのNeoPixel(RGB LED)を搭載し、プログラムから個別にフルカラーで点灯させることができます。
Servo:Liteに付属するネジでmicro:bitに取り付けます。ネジがしっかりと締まっていないと、接続不良となり、サーボモーターが動作しないなどの原因になるので注意が必要です。
サーボモーターに針金を取り付ける
あらかじめ、15cmに切った針金を用意します。一方の先端を釣り針のように曲げ、サーボホーンに差し込みます。しっかりと差し込んだ後、折り曲げて、写真のように固定します。
サーボホーンをサーボモーターに取り付けます。同じものを二つ作ります。
ハロウィンキャラクターを取り付ける
ハロウィン柄のウォールステッカーからキャラクターのシールを選びます。シールをボール紙に貼り、キャラクターの形にそって切り抜きます。切り抜いたキャラクターを針金に貼り付けます。カボチャな人。
キャラクターを2種類選んで作ります。こっちはガイコツな人。
サーボモーターをServo:Liteに取り付ける
サーボモーターを、Servo:Liteに取り付けます。コネクターには、差し込む向きがあるので注意します。
二つのキャラクターを取り付けます。いよいよ完成に近づいてきました。
空間を演出するコップを作る
透け感のあるコップに、ハロウィン柄のウォールステッカーから選んだシールを貼ります。コップは、micro:bitにかぶせて使うので、コップの口を下にして、シールを自由に貼ります。
できあがったコップをmicro:bitにかぶせて完成です。
4.プログラミング(ブロック)
ダンシングハロウィンを動作させるサンプルプログラム(ブロック)です。あらかじめ「Servo:Lite」と「Neopixel」の拡張機能を追加してください。
5.プログラミング(Javascript)
ダンシングハロウィンを動作させるサンプルプログラム(Javascript)です。あらかじめ「Servo:Lite」と「Neopixel」の拡張機能を追加してください。
6.完成
完成したダンシングハロウィンです。サーボモーターは、両面テープでテーブルなどに固定してください。
では、部屋の明かりを暗くして、お楽しみください。
7.クリスマスバージョン
トナカイとサンタがダンシングするクリスマスバージョンです。