micro:bitを組み込む

micro:bitを使って、タミヤのツイストクローラーを制御します。この記事では、ツイストクローラーにmicro:bitを組み込む手順と配線について解説します。
ツイストクローラーの制御(目次)
- 準備するもの
- 組み立てる前に
- ツイストクローラーを組み立てる
- micro:bitを組み込む・・・いま読んでいる記事
- ツイストクローラーを制御する(プログラミング)
micro:bitを組み込む
まず、拡張ボード「Micro:bit Driver Expansion Board」を取り付けます。
拡張ボード「Micro:bit Driver Expansion Board」の取り付け
ツイストクローラーを組み立てた後に余っているパーツの中から、パーツW1を2つ切り出します。
パーツW1をニッパーなどで切断して、一番径の小さな部分のみ残します。これは、拡張ボードを取り付けるときのスペーサーとして使用します。
拡張ボードを取り付ける場所を確認します。図の位置にあるネジ穴を使います。間隔は50mmです。
3×15mmタッピングビス(黒)とスペーサーを使って、拡張ボードを取り付けます。タッピングビスは、ツイストクローラーに付属のものです。
電池ボックスの配線
電池ボックスに付属していた青いコードを、25mm・100mm・150mmで1本ずつカットして、両端のビニール被覆を5mm程度剥がします。また、黒いゴムパイプを2mm幅で4個カットします。
図のように、左から100mm・25mm・150mmのコードを、黒いゴムパイプで固定します。
拡張ボードの電源端子に、100mmと150mmのコードを接続します。プラス側とマイナス側を間違えないように固定します。コードを電源端子の四角い穴へ入れて、上部のネジを締めることで固定されます。
モーターの配線
拡張ボードのモーター端子はM1~M4までの4つありますが、今回使用するのはM1とM2です。M1にツイストクローラーの後ろから見て左側のモーターから伸びるコード、M2に右側のモーターから伸びるコードをつなぎます。青いコードと黄色いコードを図のようにつなぎます。
micro:bitの取り付け
拡張ボードにmicro:bitを取り付けます。以上で、micro:bitの組み込みは完了です。
完成したツイストクローラー
完成したツイストクローラーを後ろから見たところです。
完成したツイストクローラーを前から見たところです。
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