組み立てる
2個のサーボモーターを使用して、ボール紙で二軸のロボットアームを作ります。この記事では、これまでに作ったパーツを組み合わせて、ロボットアームを完成させます。
紙工作ロボットアーム製作の工程(目次)
- 準備するもの
- 展開図のダウンロードと印刷
- ロボットアーム(中)を作る
- ロボットアーム(先)を作る
- ロボットアーム(元)を作る
- 組み立てる・・・いま読んでいる記事
台座
「(2)展開図のダウンロードと印刷」から展開図のPDFファイルをダウンロードして、A4サイズのボール紙に印刷します。
台座は、ロボットアームを立てるための支えになる部分です。
パーツの切り取り
ボール紙からパーツを切り取ります。図4-1-6-2のように切り取り線(実線)に沿って、パーツを切り取ります。
切り取ったパーツではなく、残った方が台座となります。
組み立てる
図4-1-6-4を参考にして、ロボットアーム(元)に両面テープを付けます。両面テープの取り付けは、全部で4ヵ所あります。
両面テープのはく離紙を剥がさず、そのまま台座の取り付け穴にセットします。穴がきつい場合は、無理に差し込まずカッターで穴の大きさを補正しましょう。
両面テープでしっかり貼り付けます。
ロボットアーム(中)のケーブルが出ている側のサーボモーターを調整します。サーボモーターに、余っているサーボホーンを取り付けて、ゆっくり時計方向へ回しきります。無理な力を加えると、サーボモーターを破損する恐れがあるので、これ以上回らないという位置まで優しく回します。サーボホーンは取り外します。
反対側のカシメ取り付け位置に、カシメを差し込む穴を開けます。ロボットアーム(元)にも同じように穴を開けます。
図4-1-6-9を参考にして、横向きになるようにロボットアーム(中)を取り付けます。
サーボモーターのケーブルは、図4-1-6-10のように配線します。
カシメ(凸)を外側から差し込みます。内側からカシメ(凹)で止めます。
もう一つのサーボモーターも同じく、時計方向へ回しきります。反対側のカシメ取り付け位置に、カシメを差し込む穴を穴を開けます。また、ロボットアーム(中)にも同じように穴を開けます。
図4-1-6-13を参考にして、横向きになるようにロボットアーム(先)を取り付けます。
カシメ(凸)を外側から差し込みます。内側からカシメ(凹)で止めます。
以上で、組み立ての完了です。
完成したロボットアーム
ロボットアームの完成です。